在来工法

住宅建築の工法は、RC(鉄筋コンクリート造)、S(鉄骨造)、木造の3種類がほとんどです。コスト面で比較すると高額準に、RC・S・木造の順になります。RCは、筋コンクリートの壁ですので、建築費も高く且つリフォーム時にも解体のコストが高くなります。Sは、新築時・リフォーム時も構造計算が必須ですし、木造より基礎他にコストがかかります。
三成では建築時にもリフォーム時にも低コストである木造で建築しており、おおまかに「ツーバイフォー」と「在来工法」の2種類に別れる木造のうち「在来工法」を採用しております。

<ツーバイフォー(2x4)とは?>

ツーバイフォーは「木造枠組壁工法」といい、パネル工法の一種で工場で製造したパネル状の壁を現地に運びくみ上げる工法です。

▼メリット
  • 地震や風といった外部要因に対して耐震性、耐風性が高い。
  • 気密・断熱性、耐火性に優れる。
  • システム化が進んでいて分業がしやすいので比較的工期が短い。
▼デメリット
  • 木造軸組工法に比べて構造に制約がある。
  • 窓や出入り口など大きな開口部を設けにくい。
  • 大規模な増改築がしにくい。
ツーバイフォー(2x4)

<在来工法とは?>

在来工法は「木造軸組工法」といい、柱と梁の軸組による伝統的構法です。

▼メリット
  • 伝統技法なので業者の選択肢が多く、建設会社が部材類を豊富にそろえている。
  • 将来の増改築も容易にできる。
  • 産業廃棄物処理も一番安価。
  • 窓や出入り口などの開口部が大きくとれる。
  • 2000年の建築基準法改正を機に、耐震性能が向上。
  • コストも比較的安い。
▼デメリット
  • 家の精度が大工さんや工務店の熟練度に左右されやすい。
  • 接合部の施工が悪いと将来不具合が起こることがある。
  • 柱のない大きな空間などの場合は設計の自由度が低い。
在来工法

工法による長所、短所はありますが、三成では在来工法のメリットを最大限に活かしながら、デメリットは最小限に抑えたプランとしていますので、初期投下資本を抑え、将来の増改築にも備えた、戸建て賃貸住宅のプランをご提供しています。